のぼり旗って聞いて、どのようなイメージをお持ちですか?街でみた感想や疑問を紹介します。
のぼり旗と旗はどっちがカッコイイ?
私「のぼり旗と旗ってどっちがカッコイイと思う?」
妹「え?のぼり旗と旗??どう違うの?」
私「全然違うよ。まず形が違うじゃない。」
妹「形?のぼり旗は縦で旗は横みたいな?」
私「そうそう。わかってるじゃない。どっちが好き?」
妹「いや、どっちでもいいんだけど…。」
私「どっちでもよくない!のぼり旗は日本の伝統文化品なんだよ?」
妹「へ~、そうなんだ。知らなかった。」
私「勉強になったでしょ?で、どっち?」
妹「う~ん…、旗かな。」 私「なんで?」
妹「なんか、のぼり旗ってラーメン屋とかお弁当屋とかって感じなんだもん。」
私「ああ、そういうイメージなんだ。じゃあ、風林火山は?」 妹「お姉ちゃん、歴史マニアすぎ(笑)」
私「風林火山は誰でも知ってるものじゃない。」
妹「まあ、たしかにああいうのぼり旗はカッコイイかもね。」 私「でしょ?でしょ?じゃあ、のぼり旗のほうがカッコイイ?」
妹「いや、どっちでもいい。」 私「もういい…。」
娘とのぼり旗旗
のぼり旗旗というと思い出すことがある。シューベルトの魔王という曲にも柳の木におびえる子供が父親に泣きつくような歌詞があるが、私の娘を小さい頃、夜道に立っているのぼり旗旗が怖くて仕方がなかったようだ。
娘は小さい頃(今でもダメなようだが)妖怪や幽霊の類が苦手であった。私が面白がって娘に怖い話を聞かせすぎたのかもしれないが。のぼり旗旗というのは、街中のいたるところが見かけることができるが、ある程度の大きさもあるし風にゆらゆら揺れるその様は、暗闇で見かけたら確かに怖いのかもしれない。
私たち大人はそれでも、あれはのぼり旗旗だな。と経験と知識から認識できるが、子供には経験も知識もないため、その見た目だけで瞬間的に判断せざるを得ない。結果的に娘はのぼり旗旗を妖怪や幽霊の類に思えるらしく、あれはのぼり旗旗だと何度説明しても、怖いから嫌だ。と泣き出した。
今では大きくなっってしまった娘に小さい頃ののぼり旗旗の話をすると、今度は怒るのだが。
旗とのぼり旗の歴史
中国から伝わった横長の旗が縦長ののぼり旗に変化したのは、武田信玄の風林火山や上杉謙信の毘沙門天で有名な戦国時代の頃のようです。
軍団や一族の象徴や誇示として活用されていた横長の流れ旗は戦国時代に入り、一族間での争いが増え、同じ家紋を用いた横長の旗は掲げていても敵味方の判断がつきにくかったのです。
そのため、布の長い方の端と、短い上の端に竿を通して結び、識別しやすい現代のような縦長ののぼり旗が開発され、日本全国に広まりました。縦長ののぼり旗はそれまでの横長の旗の代用として戦などに使用されていたほか、江戸時代には町火消が自分達の組であることを示すものとして活用していたり、現代の鯉のぼりの元となった端午の節句で掲げる、絵のぼり旗としても庶民に間に広まっていきました。
現代のように広告用として活用されたのは、神社での祭事の際の告知にのぼり旗を使用していたのが起源ではないかと思われます。
娘が書くミニのぼり旗
私はパン屋を営んでいますが、ミニのぼり旗をよく使っています。 どういうふうに使っているのかというと、真白な無地のミニのぼり旗をたくさん買っておいて、その日その日で、それぞれのパンの横にオリジナルの名前を書いたそのミニのぼり旗を立てておくんです。
私の店も最初は普通のパン屋だったのですが、娘に、味はいいのに面白味にかけるのよね、うちの店って。 と生意気なことを言い出したんです。 私もどこかで少し感じていたことだったので、それじゃあ、どうしたらいいと思う?と聞くと、私がパンに名前を付けてあげると言い出し、今ではそれが評判になってしまい、娘には感謝しています。 娘のつけるネーミングセンスはかなり独特のものがあり、その名前を書いたミニのぼり旗を見に、わざわざ来てくれるお客さんも多いんです。
ちなみにミニのぼり旗を使うという案も娘でした。娘がなにげに商才があるのかもしれませんね。